原画T
| No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲、備考 |
| 1 | 人間の森 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗 | 2018/6/6配信シングル、10thアルバム『822』収録曲 |
| 2 | さもありなん | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 新曲 2023/3/1配信シングル |
| 3 | 金色の空 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗 | 9thアルバム『嗚呼』収録曲 |
| 4 | 花 | 御徒町凧 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 3rdアルバム『諸君!!』収録曲 中孝介へ提供 セルフカバー |
| 5 | レスター | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 1stミニアルバム『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』収録曲 |
| 6 | 声 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 4thシングル両A面曲 |
| 7 | ラクダのラッパ | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗 | 4thアルバム『あらゆるものの真ん中で』収録曲 |
| 8 | 君は五番目の季節 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗 | 10thシングル |
| 9 | 今 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗 | 初収録 森山良子へ提供 セルフカバー |
| 10 | いつかさらばさ | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 1stミニアルバム『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』収録曲 |
| 11 | 生きてることが辛いなら | 御徒町凧 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 16thシングル |
| 12 | さくら | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 1stミニアルバム『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』収録曲 2ndシングル(独唱)、2019/10/30配信シングル(二〇一九) 22ndシングル(二〇二〇合唱) |
| 13 | 土曜日の嘘 | 森山直太朗,御徒町凧 | 森山直太朗 | 森山直太朗 | 2ndミニアルバム『いくつもの川を越えて生まれた言葉たち』収録曲 |
リリースデータ
| 2023年1月17日(ツアー会場限定販売) 2024年3月17日(公式通販) |
対象外 | Produced by 森山直太朗 | SETSUNA INTERNATIONAL |
森山直太朗1st弾き語りベストアルバム。『原画U』と同時発売。2022年6月より形態ごとに分けて開催されていた「20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』」の前中後編を2022年に終え、年明けの「素晴らしい世界〈前篇追加〉」ツアー初日の2023年1月17日宮城日立システムズホール仙台公演よりツアーやイベント会場限定で販売を開始。2023年秋まで形態を変えてのツアーが続いて国内ツアーは終了し、2024年3〜4月に番外編と称した両国国技館、ワシントン、上海公演を控えている中で3月16日の両国国技館公演翌日から公式通販森山直太朗オンラインショップでの販売を開始した。発売当初より配信には出さずCD限定と明言していた。書籍型パッケージ仕様で歌詞やクレジットなど全て森山直太朗本人の手書きで構成されている。
2022年でメジャーデビュー20周年を迎え、自身の山小屋やプライベートスタジオに籠もり、普段通りに過ごしつつ、歌いたくなったら歌い、それを息づかいや足音など周囲の環境音も込みで録音したとされる。映画『ロストケア』主題歌となっていた「さもありなん」は今作で弾き語りバージョンで最初に音源化され、もう少しアレンジを加えた形で3月1日に配信シングルとして一般発売された。森山良子へ提供した「今」のセルフカバーは初収録。
自身の山小屋、プライベートスタジオには1人でこもったのではなく馴染みのエンジニア安達義規と一緒に生活しながら録音したと語られている(録音場所は山小屋はそのまま"山小屋"、プライベートスタジオは"Studio π"と表記)。実際録音とミックスは安達義規がクレジットされており、インタビューでは安達氏が風呂に入っている間にも録音したと語っていたが森山直太朗の名前はクレジットされていない。ミックスをStudio πで行い、マスタリングは宮本MT茂男がクレジットされるなど一応録音ミックスマスタリングといった過程は本職エンジニアを経由しているのも特徴だ。1人で録って出しも出来そうなものだがプロのエンジニアを入れた辺りは作品としての線引きというか、1人で全部やるとデモ録音してくるのと同じになってしまいそうでこんなシンプルだと聞いている方は本人録音だろうとエンジニア録音だろうと分からなくてもそこはこだわりたいところだったのかも…。曲前にガサゴソ生活音が聴こえたりとプライベート空間っぽさが漂っていてなるべく気負わずに静かに歌い上げていく。シンプルなんだけど5分6分7分もあるような長尺の曲が多いので13曲ながらほぼフル収録の77分46秒。ある程度の代表曲は揃っているが、ファン向け選曲ではあり、ある程度聞きこんでないと知らないであろう曲ばかり。静かな空間でひたすらじっくり耳を傾けるのに適した作品だが、長さゆえにさらっと聞き通せる作品ではなく、予想はしていたがやはり集中が持たない。集中を切らさずに最後まで聞き通せるリスナーが真のコアファンなんだろうなぁ…。その域には達せないなと痛感すると共にサブスクで聞く作品ではないのも確かでハンドメイド仕様でライトな配信に出さないというのも納得。
印象度★★★☆☆
2025.11.8更新