Twilight Swim

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Twilight Swim TUBE 小室和之 小室和之  
2 シンガポール スリング 秋尾沙戸子 織田哲郎 織田哲郎  
3 Don't Make Me Blue 亜蘭知子 織田哲郎 織田哲郎  
4 Smile On Me 春畑道哉 春畑道哉 春畑道哉  
5 ダンス・ウィズ・ユー 亜蘭知子 栗林誠一郎 長戸大幸 6thシングル 最高3位 売上11.4万枚
6 Close Your Eyes,Hold Your Dreams 森山進治 織田哲郎 織田哲郎  
7 Have Some Fun Tonite 前田亘輝 栗林誠一郎 笹路正徳  
8 Place In The Sunshine 亜蘭知子 栗林誠一郎 TUBE  
9 大東亜パラダイス 前田亘輝 前田亘輝 前田亘輝  
10 Too Late 亜蘭知子 栗林誠一郎 笹路正徳  
11 Meet you at RAFFLES 前田亘輝 前田亘輝 前田亘輝  

リリースデータ

1987年11月21日
1991年7月1日(SRCL再発)
2003年5月2日(AICL再発)
最高7位 売上9.8万枚 Produced by 長戸大幸 CBS/Sony Records
Sony Records
Sony Music Associated Records

メンバー

Lead Vocal&Guitar 前田亘輝
Guitar,Keyboards&Background vocal 春畑道哉
Bass&Background vocal 角野秀行
Drums&Background vocal 松本玲二

TUBE6thアルバム。8月にリリースされた「ダンス・ウィズ・ユー」を収録。例によってシングルはレコードのみの発売で、シングルCD化の際はA面を2曲ずつカップリングしていったため、C/W「Stay Forever」はアルバム未収録どころか未CD化楽曲となっている。87年夏にTUBEは当時100周年を迎えていたシンガポールの最高級ホテル「ラッフルズホテル」を訪問「ダンス・ウィズ・ユー」のジャケ写、PVと今作のジャケ写もラッフルズホテルで撮影されている。このため、ブックレットの最終ページにはラッフルズホテルの説明が記載されている。ラッフルズホテルは89年に改装のために休業に入り、91年に再開し、現在も経営されている。シングル/アルバム共にトップ10ヒットは飛ばしているものの、前後の作品に比べると売上は低迷した。また今作リリース直後の12月2日には渚のオールスターズとしての活動も開始され、1stアルバムをリリースしている。91年にSRCL品番で一斉再発、03年にはAICL品番で一斉再発されているが、音源は全てそのままでリマスター等はされていない。

シングルの「ダンス・ウィズ・ユー」がやや地味な事もあり、全体の印象もさほど強くないアルバムではあるんだけど、他のアルバムとは多少空気が異なる1作。1曲目からアカペラ英語詞楽曲で幕を開けるなどこれまでの冬に思う海、夏路線とは少し趣向を変えてきた。「シンガポール スリング」や「Meet you at RAFFLES」はまさにそのままだが、ラッフルズホテルを訪問した影響が楽曲にも反映されていて、これまでの日本の海辺付近の世界観から一気に海外っぽさが出ているというかリゾートっぽさが感じられる。確立しつつあった夏バンドのイメージであるさわやかさやロックっぽさよりも、ちょっとオシャレな雰囲気が漂っていて、強い1曲は無いけどトータルで見るとこれはこれでなかなか新たな魅力を発揮したアルバムだったのかも。

B0000A12DN03年盤 

印象度★★★☆☆

2020.6.17微修正

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