Dear Jubilee-RADWIMPS TRIBUTE-
| No | No | タイトル / アーティスト名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲備考 |
| C | S | C=CD、S=ストリーミング配信版 | ||||
| 1 | 1 | 25コ目の染色体 / 上白石萌音 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | きなみうみ | 4thシングル |
| 2 | 2 | 最大公約数 / SEKAI NO OWARI | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | SEKAI NO OWARI | 3rdアルバム『RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』収録曲 |
| 3 | 3 | トレモロ / 米津玄師 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | 3rdアルバム『RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』収録曲 | |
| 4 | ふたりごと / iri | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | Yaffle | 6thシングル | |
| 5 | 4 | 有心論 / ずっと真夜中でいいのに。 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | 100回嘔吐,ZTMY | 7thシングル |
| 6 | 5 | いいんですか? / My Hair is Bad | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | My Hair is Bad | 4thアルバム『RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜』収録曲 |
| 7 | 6 | おしゃかしゃま / 宮本浩次 | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | 5thアルバム『アルトコロニーの定理』収録曲 | |
| 8 | 携帯電話 / DISH// | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | 山下洋介 | 10thシングル | |
| 9 | 7 | 狭心症 / Mrs. GREEN APPLE | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | 兼松衆 | 13thシングル |
| 10 | 8 | DARMA GRAND PRIX / ヨルシカ | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | n-buna | 7thアルバム『×と○と罪と』収録曲 |
| 11 | 会心の一撃 / YOASOBI | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | Ayase | 7thアルバム『×と○と罪と』収録曲 | |
| 12 | 9 | 前前前世 / Vaundy | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | Vaundy | 1stサントラアルバム『君の名は。』収録曲 |
| 13 | 10 | そっけない / ハナレグミ | 野田洋次郎 | 野田洋次郎 | 永積崇,おおはた雄一 | 9thアルバム『ANTI ANTI GENERATION』収録曲 |
| 14 | すずめ / 角野隼斗 | 野田洋次郎 | 角野隼斗 | 4thサントラアルバム『すずめの戸締まり』収録曲 ピアノインスト | ||
Strings Arrangement:岡村美央,きなみうみ(25コ目の染色体)
リリースデータ
| 2025年11月19日 | 初登場5位 | 売上5.0万枚 | ユニバーサル |
RADWIMPSトリビュートアルバム。『あにゅー』発売直後「RADWIMPS 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR」初日,2日目10月18,19日広島グリーンアリーナ公演を終えた翌10月20日に発売が発表されるも参加者は一切不明なままで11月2日にジャケ写が発表され、最初の段階では文字数のみ合わせた"?"の羅列のみ公開されていて翌11月3日から1日1組ずつ参加者と曲が14日間に渡って順次発表された。発表順は曲順ではなくランダムで全て発表されたのが11月16日になっていてそこから3日後の発売となった。「すずめ」は原曲は「すずめ feat. 十明」で野田は歌わずに十明が全編歌唱していたが、今作では歌無しのピアノインストカバーとなっている。
CD1種のみ。3850円。
ST配信版ではソニーレーベル所属のiri,DISH//,YOASOBI,角野隼斗の4組がアルバムからカットされた全10曲仕様。しかし4組とも単曲配信枠でST配信されているため、プレイリストを組めば全14曲再現可能となっている。
DL配信版では全14曲一括DLでは購入可能だが、ソニー4組はアルバムから単曲DL購入不可の仕様となっている。これも4組とも単曲配信もされているため単曲配信から個別DL購入可能となっている。メンドクセーなソニー(心の声)
RADWIMPSはベスト盤の類を一切出していないし、リスナーの間でも「君の名は。」バブルへの捉え方から代表曲がどの時期の曲なのかもやや開きがあると思われる。いずれにしても新海作品バブルに乗っかっているだけだと「前前前世」しか知らんということにはなるが一般的には3rdアルバムでブレイクし始めて、4thアルバムでブレイクしたという見方で良いと思われ、ファンの間では最大公約数的に3rd〜5thアルバム頃を中心に長く愛されている印象ではあり、今作も20年のうち前半10年までで11曲、後半10年で残り3曲となっている。それでもディープになってきて売上をだいぶ落としていた7thからも2曲選曲されていたりと20年をそこそこ満遍なく網羅している感じではある。
個人的には『RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜』、シングルはその後の「オーダーメイド」からリアルタイムで聞いているが当時の感想のほとんどが要約すると「良く分からないけどなんかスゲー」というアホっぽい感想に終始しており深く世界観を理解できていないし、ほとんどの曲もあまりちゃんと残ってはいない。明確に好きな曲として時々聞き返すくらいに定着しているのは「オーダーメイド」「シュプレヒコール」「前前前世」の3トップくらいしかないというはぐれリスナーなので(「シュプレヒコール」なんか未だにアルバム未収録である。どうなっているんだ。)、今作の選曲も聞いているはずだが覚えてない曲が大半だった。さすがに聞けばあああったなというのもあったが思ったより少なく、マジではぐれリスナーだなと改めて自覚したが、でもまあなんだかんだ代表作だけざっと聞き返すベスト盤という機会が無いとこんなものかなという感じでもある。
各アーティスト個性を出してのカバーにはなっていると思うんだけど、当時聞いた時に感じていた「良く分からないけどなんかスゲー」というアホっぽい感想は今作のカバーからもチョイチョイ感じられる。これは知っているシンガーでも知らないシンガーでもあまり関係なく、さらに知っている人たちでもだいぶ曲に引っ張られて普段と雰囲気が異なっている。そういった部分が作詞作曲の野田洋次郎の天才性に当たる部分なんだろうなと改めて感じた。
参加メンツに関しては宮本浩次やハナレグミなど大先輩もいるが、RADWIMPSにリスナー時代に影響を受けてきたような後輩が中心。SEKAI NO OWARIなんかは同じ1985年生まれの同い年なのでバンド始めた年なんかもほぼ同じような年齢なんだろうけど全国流通作を起点とすると7,8年の開きがあるのであまり同期という感じはしない。2000年代前半デビューで同時代を生き抜いてきた人たちとか、それこそ少し先輩で当初少し似ていると言われ今作直後に対バンもしたBUMP OF CHICKENには参加してほしかったなぁ…とは思った。
印象度★★★☆☆
※今作はAmazon Music全10曲にCD通りの曲順で4曲を加えたプレイリストを組んで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。