Standing on the Shoulder of Giants

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 Fuckin' in the Bushes   Noel Gallagher インスト
2 Go Let It Out Noel Gallagher Noel Gallagher 13thシングル 最高26位 売上2.9万枚
3 Who Feels Love? Noel Gallagher Noel Gallagher 14thシングル(カット) 最高68位 売上0.3万枚
4 Put Yer Money Where Yer Mouth Is Noel Gallagher Noel Gallagher  
5 Little James Liam Gallagher Liam Gallagher  
6 Gas Panic! Noel Gallagher Noel Gallagher  
7 Where Did It All Go Wrong? Noel Gallagher Noel Gallagher  
8 Sunday Morning Call Noel Gallagher Noel Gallagher 15thシングル(カット) 最高84位 売上0.2万枚
9 I Can See a Liar Noel Gallagher Noel Gallagher  
10 Roll It Over Noel Gallagher Noel Gallagher  
11 Let's All Make Believe Noel Gallagher Noel Gallagher 13thシングルC/W(日本盤未収録)
日本盤ボーナストラック

リリースデータ

2000年2月23日
2006年11月15日(紙ジャケ)
2010年9月1日(期間生産限定盤)
初登場4位 売上27.8万枚 Produced by Mark‘SPIKE’Stent&Noel Gallagher Epic Records
Sony Music Japan International
Sony Music Japan International

メンバー

Vocal Liam Gallagher
Guitar,Vocal Noel Gallagher
Drums&Percussion Alan White

OASIS4thアルバム。制作途中の99年8月にギターのボーンヘッドとベースのギグシーが相次いで脱退。既に後任のゲムとアンディの加入は発表されていたが、加入時にはアルバムは完成していたため、今作を引っさげてのツアーから参加となり、今作には参加していない。オリジナルブックレットにサポートメンバーの表記は細かく記載されているが肝心のOasisメンバー表記が無く、日本語解説の中でボーンヘッドとギグシー最後の参加作品と書かれていたが、途中まで参加していた2人のギターとベースは全て削除されてノエルとスタッフ関係者で録音しなおしたというのが定説となっていて、2人は完全不参加になっている模様。「LIITLE JAMES」ではリアムが初めて作詞作曲を担当した。世界的には他の作品と比べて売れなかったほうに入るようだが、日本では3rdに続いて2番目に売れた作品となっている。シングル「GO LET IT OUT!」も3番目に売れたシングルになっている。

プロデューサーが変わったり、メンバー脱退劇があったりした影響でこれまでとは明らかに違う雰囲気サイケで全体に暗い曲が多い。これまでの王道イメージの分厚いギターサウンドだったり、アップテンポで勢いのある曲だったり、大合唱するような曲は皆無でおとなしめ。どうにも全体的に煮え切らない感じ。これは初期が名作すぎたせいでもあり、じっくり聞くとそこまで悪い内容でもないし、アルバムとしては統一感があって割と綺麗にまとまってもいる。それでも正直これを最初に聞いてたらこのバンドにはハマらなかっただろうな…とも思うのはキラーチューン不足ゆえか。小粒揃いではあり、退屈な曲続きという事ではない。まあ今作を最初に聞くリスナーは後追いでもまずいないと思うけど、一気にアルバムを後追いで聞く場合はどうしても今作は最下位になりがちではある。ちょっと見方を変えて久々に聞いてみると案外良さが見えてくるようなそんな1作。

B00004LMAH  B000I5YVDY06年紙ジャケ仕様 B003T362NY2010年盤

印象度★★★☆☆

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