akko

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 チャンス akko 松浦友也 松浦友也、川端良征 and other  
2 recall akko TANATONOTE 川端良征 and other  
3 traveling with nature akko 松浦友也 松浦友也、川端良征 and other  
4 予感 akko tetsuhiko tetsuhiko and other  
5 ショータイム akko David Mead David Mead and Producer Brad Jones  
6 月とプラモデル akko 阿部靖広 阿部靖広 and other  
7 り・ぼん akko tetsuhiko tetsuhiko and other 17thシングル 最高18位 売上1.3万枚
8 迷い猫 akko David Mead David Mead and Producer Brad Jones  
9 バケット akko 松浦友也 other  
10 インスピレーション(album ver.) akko 松浦友也 森俊之 17thシングルC/W 別アレンジ
11 いとしい毎日 akko 松浦友也 other  

 

2CD盤のみDISC-2
No タイトル 作詞 作曲 Produced by 備考
1 YES〜free flower〜 小林武史 小林武史 小林武史 6thシングル 最高1位 売上45.5万枚
2 ANIMAL LIFE 小林武史
&AKKO
小林武史 小林武史 7thシングル 最高5位 売上22.3万枚
3 Melody 小林武史 小林武史 小林武史 4thアルバム『FANTASY』収録曲
4 ALICE 小林武史
&AKKO
小林武史 小林武史 4thシングル 最高2位 売上103.4万枚
3rdアルバム『NEW ADVENTURE』収録のalbum version
5 DESTINY 小林武史 小林武史 小林武史 11thシングル 最高4位 売上51.0万枚
6 白いカイト 小林武史 小林武史 小林武史 2ndシングル 最高11位 売上51.7万枚
7 深呼吸の必要 小林武史 小林武史 小林武史 16thシングル『風と空のキリム』1曲目 最高32位 売上1.1万枚
8 evergreen 小林武史 小林武史 小林武史 1stアルバム『evergreen』収録曲
9 Man&Woman 小林武史 小林武史 小林武史 1stシングル 最高7位 売上91.7万枚
10 12月の天使達 小林武史 小林武史 小林武史 6thシングル『YES〜free flower〜』C/W
3rdアルバム『NEW ADVENTURE』収録のalbum version
11 Hello,Again〜昔からある場所〜 小林武史 藤井謙二&
小林武史
小林武史 3rdシングル 最高1位 売上184.9万枚

リリースデータ

2006年11月8日 初登場16位 売上3.7万枚 エイベックス

メンバー

Vocal akko

My Little Lover6thアルバム。公式通算10thアルバム。04年のベスト盤『SELF COLLECTION〜15 CURRENTS〜』以降音沙汰が無くなっていた。2年半ぶりのリリース再開にあたってエイベックスに移籍し、小林武史が脱退akkoのソロプロジェクトとして再始動することとなり、表記も「MY LITTLE LOVER」から「My Little Lover」に変更になった。小林武史は事務所の社長でもあるので、エイベックスのMAX松浦と連名でExecutive Producerとしてクレジットされているほか、「recall」「月とプラモデル」「り・ぼん」「バケット」ではキーボードを演奏している。当時のakkoインタビューによれば基本的にはakko主導ながらアレンジやキーボードで小林武史に手助けしてもらったと語っていた。キーボードには名前があるが、編曲に"other"表記がされているのはこのためと思われる。移籍第1弾で先行シングルの「り・ぼん」、C/W「インスピレーション」を収録。「インスピレーション」はalbum ver.となり、鈴木雅也から森俊之にアレンジャーが変更された。

ファン投票によるベスト盤付2CD、本編のみ1CDの2種発売。ベスト盤では「深呼吸の必要」がアルバム初収録となった。2009年にリリースされた『Best Collection〜Complete Best〜 』にも収録されているため、現在ここでしか聞けない曲は無い。「ALICE」「12月の天使達」は表記は無いがアルバムバージョンが採用されている。「白いカイト」は分かりにくいためアルバムバージョンなのか不明だが、低音やや強めなのはアルバムバージョンっぽいか?本編は1曲ごとに作詞作曲編曲、演奏者の表記があるがベスト盤は歌詞のみの記載で作詞作曲は巻末に一括クレジット、アレンジ表記は無くプロデュース表記のみとなっている。

先のインタビューでは「以前の、小林のやってきたアーティスティックで哲学的な感じではなく、私はもっと単純でわかりやすく元気なもの、“ポップ感”みたいなものを前面に出したいと思ったんです。」と語っている通り、akkoがやりたいポップ路線となっている。『Singles』に付属していた楽曲解説の中でもakkoが小林に初期のようなポップな楽曲を要求したというエピソードが書かれていたので元々akkoがやりたかったのは明るいポップスだったのだろう。1番近いのはデビュー作の「Man&Woman」や「Shuffle」のような明るさだが、小林武史という天才(初期当時)にして個性と主張の強い制作者がいなくなったので、ポップスはポップスでも初期っぽいだけであって初期を越えたというわけではない。パッと聞きの印象はかなり良く、地味だった小林時代末期と比べてもザッツ売れ線でライトな曲が並んでいる。とはいえパッと聞きではいいものの案外印象に残らない。バンドを起用したり、打ち込み全開だったりと曲調は多彩でカラフルなアルバムではあるんだけど、やはり何でもない普通のポップスになってしまった感じ。これが例えばデビュー作とかだったら期待の新星といったところなんだろうけど、凄すぎた過去があるとどうにも難しい。

DISC-2のベスト盤はファン投票結果は非公表。実験的なシングル2作から始まったり、地味な「Melody」がふいに混ざっていたりと序盤で少し戸惑うが、さすがに人気順ではないよな…。「ALICE」以降は「深呼吸の必要」「12月の天使達」収録は目を引くものの過去2作のベストの中でもマストな曲にほぼ集中した感じ。しかし「Shuffle」とか「空の下で」は入らないのか…。

またリマスターはされていると思われるが、2006年にしては10年以上前の90年代前半並に小さめの音量に抑えられているのが特徴。

B000J4S5YKベスト盤付2CD    B000J4S5YU1CD

印象度★★★★☆

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