EVER JOYFUL
| No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
| 1 | JOY | 愛内里菜 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | |
| 2 | +INSPIRE(Drum Session ver.) | 愛内里菜 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | 44thシングル 最高20位 売上0.3万枚 |
| 3 | Rough Bloom | 愛内里菜 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | |
| 4 | Let me fly | 愛内里菜 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | 45thシングル両A面曲 |
| 5 | RIDE THE WAVE | 愛内里菜 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | |
| 6 | Brilliant Queen | 愛内里菜 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | 43rdシングル(配信&自社通販&会場限定CD)、44thシングルC/W |
| 7 | Holy Cake | 愛内里菜 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | 41stシングル(配信限定)(40th同発) |
| 8 | Very Merry Christmas | 愛内里菜 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | 42ndシングル(配信&自社通販&会場限定CD) |
| 9 | 手紙 | 愛内里菜 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | 45thシングル 最高17位 売上0.4万枚 |
| 10 | EVER JOYFUL | 愛内里菜 | 石井健太郎 | 石井健太郎 | |
| 11 | 手紙(Violin & Piano inst) | 石井健太郎 | 石井健太郎 | Instrumental |
リリースデータ
| 2026年2月3日 | 初登場16位 | 売上0.3万枚 | Produce:愛内里菜、Sound Produce:石井健太郎 | rock field/Running Rabbit |
愛内里菜10thアルバム。前作から5年11ヶ月ぶり。R名義でリリースした前作から1年後の2021年にプロデューサーによりセクハラ被害を受けていたとしてGIZA相手に裁判を起こすと同時に今後は愛内里菜名義で活動すると宣言し、配信と自社通販で愛内里菜名義で新曲をリリースし始めたがGIZA側は愛内里菜の芸名を使うなとして提訴。2022年の判決ではセクハラの訴えは認められなかったものの、愛内里菜の芸名を使うなというGIZA側の訴えも認められず、愛内里菜の芸名使用は裁判でも認められる事となった。これに伴い、R名義作品を撤収し、愛内里菜名義で出し直した。その後「Brilliant Queen」までは配信、自社通販&会場限定CDとして販売していたが2024年以降はコロムビアの流通網を持つロックフィールドと契約し、CDの全国流通を開始した。配信の権利表記はこれまで通り自社レーベルRunning Rabbitのままとなっており、ロックフィールドは"コロムビアからメジャーリリースできるレーベル"と自己紹介している。今作には前作以降リリースされた楽曲のうち「Holy Cake」と同時配信していた「ツギハギ」のみ未収録で残り6曲が収録された。「+INSPIRE」は生ドラムが加わったDrum Session ver.での収録。ドラムは「Rough Bloom」にも参加している。
通常盤1種発売。2250円と廉価に設定された。一方でシングルに引き続き大量買い推奨の特典付イベントを11月24日から大連発した。1会計1000円で特典券1枚(スタンプ1pt)、アルバム1枚では2枚(スタンプ)2pt(250円掛け捨て)となり、ptの方は120ptの特典が2つ用意されるなど凄い事になっていた模様。これを見越しての廉価設定だったと思われる。
安定の愛内里菜らしい方向性。前作に続いて完全に石井健太郎とのタッグのみの二人三脚体制。その石井健太郎は引退前最後のアルバム『LAST SCENE』に参加しただけでいわゆる多くの人が知っている全盛期(初期)の作家ではないんだけど、過去の様々な作風の延長にある最も愛内里菜らしいと感じられる方向性にまとめ上げるのが非常にうまい印象。YouTubeで過去の曲をセルフカバーしまくる企画も石井健太郎がオケを作っているので参加前の過去も完全に研究・理解し尽くしていると思われ、そこに本人の声の衰えなさも相まって引退前のイメージと大きく変わる事ないあの頃の愛内里菜と地続きの未来に今作があるように思う。突出してこれぞという印象に残る曲があるわけでないんだけど、前作以上にトータルでの印象は良い(勝手にランキングで歴代好きな曲を上げても入ってはこない)。前作はR名義を後出しで愛内里菜名義で出し直したが、前作では最初と最後の曲を関連付ける初期からのやり方(基本は1曲目にアルバム表題曲、最終曲にその単語を使ったタイトルの曲)はやっていなかった。今作では表題曲が最後になっているが"愛内里菜"時代のお決まりパターンを踏襲した事も含めて今作は裁判所のお墨付きで名前を完全に取り戻し(精神的にこの部分はかなり大きいと思う)、全国流通での"愛内里菜"完全復活を印象付ける1作にもなった。
ブックレットは『PLAYGIRL』を彷彿とさせる1曲ごとに曲のイメージに合わせた様々な衣装&ポーズを展開するなど地味にビジュアルにも予算を投入して気合が入っている。あの衝撃のハイセンス写真群を約21年ぶりにまたやってみたという装い。かつて槇原敬之がお気に入りだった服が加齢と共に似合わなくなっている事を悩んでいるような年齢を重ねた女性に対して"今の君に一番似合う服を恋を生き方を探すことをどうかやめないで"と歌った事があったがまさにそれを行動で示す堂々たる佇まいである。
印象度★★★★☆
2026.2.22更新