2005年9月発売編

旅人たちへ 浅岡雄也 2005/09/22 新品購入 初登場74位 売上0.2万枚
1.旅人たちへ
作詞:Karin+浅岡雄也、作曲:阿部靖広、編曲:板垣祐介。Karinとの共作詞は1stの頃からあったがKarinの名前が前に出たのは初めて。作曲の阿部は浅岡作品初登場。編曲の板垣は前アルバムにも参加していた。何とも感想の出てこない曲。別に気に入らないわけでも格別に名曲だというわけでもない。期待以上でも期待以下でもない。いつも通り。ファンなら安心といったところか。やっぱ久米康隆アレンジの方がガッシリしてていいなぁ…。

2.めぐりめぐる〜Love is You〜
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:田辺トシノ。田辺トシノのアレンジはどうもメリハリがない感じがして好きになれない。田辺に限らずベーシストの人が作った曲やアレンジってFOV時代(新津の作曲や編曲)から好きになれないことが多かった。曲のほうは『旅人たちへ』よりもいい感じ。

3.Feel
作詞:浅岡雄也+Karin、作曲:山川恵津子、編曲:田辺トシノ。山川は初登場。何と2曲連続で田辺アレンジ。ピアノとシンセと軽いリズムによるシンプルなアレンジでボーカルを前面に出している感じ。何ていうか曲はいいんだけど薄すぎるんだよなぁ…。

全体的に期待以上でも以下でもない。安定した出来だがもう少し質を上げてほしいなと贅沢な思いも…。さすがに昔みたいに人生応援歌的な歌詞を書くのは年を重ねると共にきつくなってきたのだろうか?そういった曲において特にKarinの名前が多く見られるようになってきた。

評価★★★☆☆

Heaven Tourbillon 2005/09/07 レンタル用CCCD 初登場12位 売上2.2万枚
1.Heaven
LUNA SEAに近いがLUNA SEAともまた微妙に違う。葉山拓亮の曲。1枚目に持ってくるだけあってインパクトもあるしけっこういい曲だと思う。RYUICHIの歌声はソロのときは意識してさわやかにしようとしてたけどやっぱこの方が自然。

2.Crisis of my life
英語の歌詞4行は開始20秒で終了。あとは延々とシンプルなインストが5分近く続く。ラストはタイトルとTonightを連呼してようやく終わる。大人っぽいロックをやるみたいなこと言ってたのでその辺を象徴する曲なのか?

元LUNA SEAの河村隆一、INORANと葉山拓亮による3人ユニットのデビュー曲。売る気マンマンだったようだし、実際売れても不思議はない出来だったと思う。

評価★★★★☆

タッチ/夢の続き ユンナ 2005/09/07 レンタル 初登場14位 売上3.0万枚
1.タッチ
有名なアニメソングのカバー。原曲どころか『タッチ』を読んですらいないので特に思い入れもないせいかすんなりと聞けた。元JUDY AND MARYの恩田快人によるバンドっぽいアレンジもいいし、ユンナの歌声もしっかりしていて良い。それにしてもなんだか中途半端なところで終わるんだね、この曲…。

2.夢の続き
アコースティックなバラード曲。まあ悪くないC/Wって感じ。

評価★★★☆☆

サンセット Mi 2005/09/14 レンタル 初登場27位 売上0.6万枚
1.サンセット
作詞:、作曲:意味不明なクレジット。とにかく宣伝文句がすごかった。「一度だけ聞いてほしい、一度聞けば分かる」「この曲を歌うために結成された」「本格稼動」(←今までやっつけ?)「21世紀に残る名曲を歌うために」とストレートにとにかく自信作、気合作、本気作、大傑作とアピールしまくり、深夜バラエティを中心に8個もタイアップをつける(正直ほとんど効果はなさそうな番組ばかり…)始末。それだけの自信作にも関わらず聞いてみれば普通のバラード。静かに始まり段々盛り上がりストリングスなんかも入ってきたり…という予想を超える展開もメロディーも何もない。一度聞いて分かったのは「もうダメか?」である。こういったバラードで作る側として考えた場合、歌いこめる曲だしなんとなく本人達が思い入れを持つのも分かるような感じはするんだけど正直自己満足の域だと思う。

2.愛する君のうた
こちらも普通な曲。とりあえず前作よりはマシ。また声が持田香織だなぁとつくづく感じた。個人的にはこっちのが好きだけど。

3.I Love Music♪U
前作に続いて適当に音を合わせるだけのインスト。要するに自己満足。音楽楽しんでます!ってとこだが収録されても…。

普通以外の何者でもない。これ以上の宣伝はそう何度もできるものではない。もうダメか?

評価★★★☆☆

気がつけば あなた 松浦亜弥 2005/09/21 レンタル 初登場6位 売上5.5万枚
1.気がつけば あなた
午後の紅茶CMソングとしてアカペラで歌っていた曲でCD化の予定はなくサビしか作ってなかったが要望殺到につき完全版を制作。バンドサウンドによる直球のガールポップ。最近のつんくの中では久々の傑作だと思うがサビ以外は普通。

2.友情〜上カルビ〜
C/Wにもはや期待などしていないがとりあえずマシなほうかな。

評価★★★☆☆

素直になれない Mai Hoshimura 2005/09/28 レンタル 初登場98位 売上0.1万枚
1.素直になれない
「恋するハニカミ」テーマソング。ラブソングに傾倒し始めていただけに直球なラブソングになっている。前作ほど意外性に走ってはいないしそこそこいいんだけどなんだか1stアルバムの頃や『ビリーヴァー』辺りまでとは変わってしまったなぁと感じる。正直あの頃のほうが良かった。あのままうまくサウンド的に垢抜けていければ良かったのだが…。

2.プラスティック・ラブ
竹内まりやのカバー曲。変わってしまった元凶とも取れるYANAGIMANによるアレンジ。ケツメイシとか手がけてる人だけにそっち寄りアレンジ。正直そういう方向性は全く求めていないんだよなぁ。

ピアノガールという冠もほとんどなくなってきたような。ましてやピアノロック的展開などすっかり消え去ってしまった。アルバムも延期でなかなか出せないしいよいよ消えるかも…。

評価★★★☆☆

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