pure soul

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 YOU MAY DREAM TAKURO TAKURO GLAY/佐久間正英  
2 ビリビリクラッシュメン TAKURO JIRO GLAY/佐久間正英  
3 May Fair TAKURO TAKURO GLAY/佐久間正英  
4 SOUL LOVE TAKURO TAKURO GLAY/佐久間正英 14thシングル(13th同発) 最高2位 売上137.2万枚
5 出逢ってしまった2人 TAKURO TAKURO GLAY/佐久間正英  
6 pure soul TAKURO TAKURO GLAY/佐久間正英  
7 誘惑 TAKURO TAKURO GLAY/佐久間正英 13thシングル(14th同発) 最高1位 売上162.6万枚
8 COME ON!! TAKURO TAKURO GLAY/佐久間正英  
9 FRIEDCHICKEN&BEER TAKURO TAKURO GLAY/佐久間正英  
10 3年後 TAKURO TAKURO GLAY/佐久間正英  
11 I'm in Love TAKURO TAKURO GLAY/佐久間正英  

リリースデータ

1998年7月29日 初登場1位 初動131.7万枚、売上242.7万枚 Prduced by 佐久間正英 UNLIMITED RECORDS

メンバー

Guitar TAKURO
Guitar HISASHI
Bass&Vocal JIRO
Vocal TERU

GLAY4thアルバム。1年半ぶりのオリジナルアルバム。4月に同時発売された「誘惑」「SOUL LOVE」を収録。ベスト盤に収録された「口唇」「HOWEVER」はオリジナルアルバム未収録となった。シングル2作まではプラチナムレコードでリリースされていたが、今作よりアンリミテッドレコードが設立されて移籍した。流通はポリドールが引き続き担当したため品番はポリドールのPOCHのまま変わっていない。プラチナムレコードは所属者がほとんど増えないまま翌年には所属者ゼロとなりそのまま自然消滅した。

最初からスリーブケース&カラーケース仕様。「FRIEDCHICKEN&BEER」にはLUNA SEAのGuitarのSUGIZOが"切れ味 guitar"のクレジットで参加。「I'm in Love」には親交のあった芸能人、ラジオDJ、ミュージシャン等が多数コーラス参加している。初動ミリオンを突破、累計売上は200万枚を突破し、あまりに売れすぎた『REVIEW』の売上のほぼ半分ではあるが『REVIEW』に続く2番ヒット(現在は『DRIVE』に続く3番ヒット)、オリジナルアルバムでは最大のヒットを記録した。20年後の2018年には『pure soul Anthology』としてリミックス&リマスターで発売された。

あまりに巨大な存在、絶頂期に達したGLAYがその期待にそのまま綺麗に応えたようなGLAYの中でもとてもGLAYらしいアルバム。1曲目の「YOU MAY DREAM」から巨大なライブ会場が見えるようなスケール感だし、表題曲にしてTAKUROの心情吐露系楽曲の最高峰ともいえる「pure soul」は問答無用な名曲だし、「3年後」のギターはMr.Childrenの「シーラカンス」にそっくりだし、「I'm in Love」の大団円、大合唱っぷりはグランドフィナーレすぎるし、シングル2枚同時発売もロックなGLAYとさわやかポップなGLAYの両面を見せてどちらも大ヒットしたし、それ以外の曲もどれもGLAYらしい王道ソングの連発だし…で非常にいいアルバム、いい曲は揃っている

しかしどういうわけか通して聞いた時にあまりにもGLAYすぎるせいか、無難な構成で王道的なアルバムだなぁ…という。これは発売当時から変わらず、中学2年生当時の周囲、もっと購入レベルで聞いていた友人の間でも共通認識としてあった。『REVIEW』があまりに凄すぎてどんなアルバムを出してもこのタイミングでは聞き劣りしてしまっていたというのもあるけど、決して誰も悪い事は言わなかったんだけど、最高だとは言わなかった。前作や次回作発売後は次回作は名盤だよねという話にはなったんだけど…。その一方で単曲としての「pure soul」は抜群に評判が良かったりもして、個々の楽曲では光るものが並びながらもアルバムとしての印象があまり上がってこないという。

期待通りではあるのだが、期待通り過ぎた、それほどGLAYが巨大な存在になってしまっていたのかもしれない。改めて聞くとこれだけの曲が並んだのに期待通り期待以上じゃなかったというのも凄いなと思う。

B00000JO95

印象度★★★★☆

2018.11.18修正

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